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マンションにエアコンを取り付けたい場合
2019年12月21日
近年の賃貸のマンションだと最初からエアコンが完備されていることも多いですが、古い物件などはエアコンが付いていなかったり、元からついていたエアコンが壊れてしまったりすることもあります。
マンションにエアコンを取り付けるにはどういったことを知っておけば良いのでしょうか。
マンションでエアコンを取り付けたいと思ったらチェックすること
マンションにエアコンを新しく取り付ける場合は比較的簡単な作業で出来ることもありますが、部屋の壁に配管の穴が開いてなく大掛かりな工事が必要になることも珍しくないです。
勝手に取り付け工事をするのは避けた方が良いでしょう。
賃貸だと家の持ち主は管理会社または大家さんです。
先に管理会社などへ取り付けたいことを伝えてから取り付け工事許可を得ましょう。
リビングに最初からついていたから、他の部屋へ取り付けても大丈夫だと思われる方もいらっしゃいますが、マンションで勝手に取り付けると後からトラブルになることもあります。
大家さんの許可なく勝手にマンションへ設置するのは基本的にルール違反になるので、しっかりと確認してから行いましょう。
エアコン取り付けの工事内容
マンションの取り付け工事では標準だと主に次のようなものがあります。
室内機は一般的に上端から天井まで5㎝以上で左右5㎝以上スペースを開けて取り付けし、専用のコンセントも必要です。
室内機と室外機を接続するときに必要な配管パイプと連絡電線、排水ホースの設置、室外機の土台となるプラブロックをマンションのベランダなどの水平な場所へ置いて、性能を邪魔しないように機械の後ろと左右にスペースをあけます。
部品を覆って保護する化粧テープなどを配管に巻いて仕上げると、配管保護や見た目もすっきりします。
新築のマンションだと配管穴開けを行います。
業者によって一戸建てで木造モルタル、サイディング壁限定としているところもあります。
他に真空引きやアース端子接続などの作業もあります。
退去時にはエアコンも一緒に!
自分で取り付けたエアコンですがマンションを退去するときには一緒に持っていくのが基本です。
取り付けた設備を置いていくことは残置となることが多く、エアコンだと残置物ではなくて設備扱いになって、マンションの大家さんや管理会社が負担して故障だと修理したり、新品へ交換したりすることもあります。
設備ではなくて残置物として次の入居者の方へ説明した時に、必要ないので撤去してほしいとなる可能性もあります。
賃貸のマンションでエアコンが有無の物件があって、家賃が同じであることはクレームの原因になることもあり、トラブルを避けるために残していかない方が良いと言えます。
状況によって違いますが、置いていって当然とは考えないことです。
原則として原状回復が義務なので自分が取り付けたものは、自分で外して撤去するのが基本です。
おわりに
賃貸のマンションのエアコンは何かとトラブルになりやすく、入居前は有無だけでなくその状態を確かめる必要があります。
エアコンがない物件への入居が決まった際は取り付けが出来るか費用の負担は誰がするのかも確認したほうが良いです。
後から問題になるのを避けるために事前確認は重要です。