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エアコン取り付け時にエアパージの必要性

2020年4月20日

エアパージの作業

エアコン取り付けの際に行う作業として「エアパージ」があります。
このエアパージはエアコン取り付けの際の重要な作業です。
ただ、この作業は絶対にしなければならない作業なのでしょうか?
エアコン取り付けの際のエアパージの必要性について、本記事ではご説明してまいります。

内部ガスの方法
エアパージの方法には、内部ガスを用いる方法と外部ガスを用いる方法があります。
内部ガスを用いる方法としては、エアコンを取り付けてから室外機のバルブにレンチを差し込み、バルブを開ける方法があります。
この際の注意点とは、バルブはサービスポートのついていないほうのバルブを選ぶようにする必要があるということです。
目安として、約6秒たった後はバルブを閉じ、サービスポートのムシをレンチで押して空気を全て出します。
最後に両方のバルブを開けましょう。
こうすることで、内部ガスを利用して冷媒配管の中を真空状態にすることができます。

外部ガスの方法
外部ガスを利用して行う方法には下記の方法があります。
まずは、室外機のサービスポートにボンベをつなぎ、ガスを入れましょう。
その後、サービスポートとは逆側のパイプのナットを緩めて空気を出します。
こうすることで、冷媒配管の中の空気を抜くことができます。

 

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エアコン取り付けのエアパージとは
「エアパージ」とはエアをパージするというその言葉の通り、配管内の空気を除去する行為です。
より詳細に言うと、室外機から冷媒ガスを配管に放出します。
一気に外に押し出すことにより、冷媒配管を真空にします。
そのことを言います。
この作業法は、元々は主流の手段でしたが、異物が配管内に留まってしまう可能性が低くなく、また、古いエアコンに行うことでフロンガスが放出されてしまうことがあるため、主流ではなくなっています。
そのため近年では、真空引きを行うというケースがほとんどでしょう。
エアコンを取り付ける際にこの作業の結果である「冷媒配管の中を真空状態にする」こと自体は必要ですが、それがエアパージであることの必要性は薄くなっていると言えるでしょう。

おわりに
エアパージをする方法には、内部ガスを用いる方法と外部ガスを用いる方法があることをご説明いたしました。
ただ、このやり方を用いることは近年では少なくなっています。
真空引きをすることが多くなっていますが、「エアパージ」という手法があることについては知っておいても良いでしょう。

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