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エアコン工事のDIYについて

2020年8月12日

困ったとき
ここ最近、「自分で取り付けたエアコンの手直し依頼」が急増しております。
DIYの人気や新型コロナの影響により在宅率が増え、ユーザー様ご自身にてエアコンの取り付け工事やエアコンの洗浄・クリーニングをした後の
不具合が増えているのでは?と感じます。インターネットやユーチューブでも工事方法やクリーニング方法が掲載されており、
免許不要部分ではお手軽にユーザー様にて行うことができる時代となってきました。
しかし、結果的に不具合・故障となってしまった場合は費用がかさむことにもなり、慎重に
自分でやるのか?工事を依頼するのか?は判断されるほうが良いと思います。また自分で
行った工事はもちろん「自己責任」ですが、工事会社によっては「工事の1年間保証」等を用意している
ところもあり、工事後発生する不具合にも対応してもらえます。下記に最近頂いたお客様のご依頼内容を記載させて頂きますので、
一度ご参考までにご覧ください。

① エアコン室内機を低くつけてしまい、水の勾配がとれておらず水漏れが発生した!
夏場、冷房運転時には室内機内部に水が発生しドレンホースを通じ部屋の外に流れていきます。当たり前のことですが、
水は上から下に流れますので、穴の位置が高くドレンホースの勾配が取れてないと水が逆流し室内で水漏れが発生します。
また、設置途中でドレンホースがつぶれた状態で設置されていても、そこで水がせき止められてしまい、逆流することになります。
そういった場合には、エアコンの脱着手直しが必要です。

② 室内機の背板を打ち付けるアンカーがしっかり取り付け出来てなく、室内機が落ちてきた!
壁に打ち付けるアンカーも様々な種類があり、壁の状況・エアコン機種等熟練の判断でどこにどう打ち付けるのか
を判断します。また物によっては打ち付けるアンカーの強さ加減も必要で近年重心が前に出てきているエアコン
が増えていますので慎重にどれが適応するアンカーなのか判断することが必要です。室内機が落下した場合、
エアコン本体にも支障をきたす場合がありますし、壁も損傷します。手直しの脱着も必要なので多額の費用が発生します。

③ 冷風が出ず、調べたら配管つなぎ目からガス漏れしていた!
一番多い問い合わせ内容です。工事技術が必要なところです。配管の端にフレアというラッパ状の口を作り、ナットで
両方から占めて配管と配管を繋げます。ナットを閉めすぎてもガスは漏れますし、緩すぎても漏れます。
冷媒ガスは完全に抜けきってしまうと、種類によっては継ぎ足し不可でガスの入れ替えが必要になりますので、高額の費用が発生することが多いです。

 

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④ 室外機のバルブをなめらせてしまい、ガスが解放できない!
家具組み立て等でドライバーに力が入りすぎてねじ山をつぶしてしまったご経験はございませんでしょうか?
同じ事がエアコンでも起こりうるということです。エアコンは安くありません。修理代もやはりかかってきます。

⑤ 真空引きがちゃんとできておらず、エアコンが動作しない!
室内機と室外機を繋いだ配管の内部を一度真空にしそこにガスを循環させることによりエアコンは動作します。
空気が残っていると、ガスと空気が混ざりエアコンは誤作動を起こします。工事の際は真空状況の確認をとり
工事を進めていきますが、基準・判断を誤ると手直し修理が必要となり費用が膨らみます。

⑥ 冷房が効かず調べたら配管がへしゃげていてガスがスムーズにながれてなかった!
冷媒配管は丸い筒状の銅管でできております。イメージしてみてください、きれいな丸い筒状の筒と途中つぶれ
内部の空間が狭くなった筒とどちらがスムーズにガスは流れるでしょう?エアコン設置の際は配管を曲げたり
しなければいけなく、丸い状態で曲げていく技術が必要です。箇所にもよりますが、配管をつぶしてしまうと
かなり高額な修理費用となります。

⑦ エアコンを別の部屋につけようと外して室外機のVA線を抜いたら、端子台の中にちぎれて残ってしまった!
パーツ交換修理が必要となり、年式によっては部品もなく修理もできない場合があります。

⑧ 去年自分でつけたエアコンで、壁に水のシミがでて調べたら壁の中のドレン結露から水がしみ込んでいた!
エアコンはポイントポイントで霜や結露が構造上発生します。どこでどのように発生するのか?ということを熟知
していなければ、取り付けたエアコンが動作はするが、その後建物に損傷を与え、建物の補修をしなければならないということもあります。

その他もろもろエアコン工事にはリスクがいっぱいあります。電気の伴う工事です。「工事後」の事も考えますと
工事会社に依頼されることをお勧めします。

BlueWashでは無料下見からお受付可能です(一部エリア除く)。お見積り金額を聞かれてからでも遅くはありません、
ご自身で工事をされる前に一度ご相談を頂ければと思います。

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