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【エアコン取り付け】フレア加工について

2020年12月1日

フレア加工
エアコン取り付け時に行う「フレア加工」という作業をご存じでしょうか?
エアコンは、室外機と室内機を冷媒管でつなげるのですが、この冷媒管には「フレア加工」を施す必要があります。
エアコンが正常に動作するために必要な作業である「フレア加工」。
その意味や実際に行うための方法について、こちらの記事でご紹介します。

フレア加工とは
冷媒管内の銅管部分の端をラッパ状に広げる作業のことをフレア加工と言います。
フレアとは、英語で「ラッパのような形に広げる」という意味です。
そのため、エアコン取り付けにあたってはこのような意味になるというわけです。
銅管の先はまずフレア加工で広げておき、対となる銅管にはめ込んだうえで、ナットなどで押しつぶすように包み込み接続します。
もしくは、ジョイント器具の形に合わせたフレア加工を施してからはめ込み、ナットで締めて接続するやり方もあります。
銅は比較的柔らかい素材であるため、このような方法で接続することができるのです。
エアコンの冷媒管は、わずかな隙間があってもいけません。
このような場合には、銅を使用するのが適しているのです。
銅管をフレア加工することで、冷媒ガスを逃がさず隙間なく2つの管を接続することができるのです。

 

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フレア加工を施す方法
フレア加工をするためには、いくつか道具が必要になります。
フレアツール・フレアリングツール、パイプカッター、リーマー、金属ヤスリ、ビニールテープなどの道具がそれにあたります。
フレア加工を施すにあたっては、まずはパイプの太さを確認します。
次に、銅管を、パイプカッターを使って切断していきます。
この際、きちんと垂直に切断できるよう注意しましょう。
切断時にはバリが出ますので、金属ヤスリやリーマーを使ってきれいに取り除きましょう。
銅管の切断面がきれいになれば、フレアツール・フレアリングツールのコーン(穴)に固定してハンドルをゆっくりと回していきます。
この一連の作業によって、銅管にフレア加工を施すことができるのです。

おわりに
エアコン取り付けで行う作業である「フレア加工」についてご説明しました。
フレア加工はそれ自体、複雑なものではないため、プロでなくとも行うことは可能です。
ただ、フレア加工を施すためには専門の道具が必要になります。
一般の方が、エアコン取り付けをする機会はそう多くあるものではありません。
また、ミスが起こった際のリスクもあります。
コスト面やリスクを考えると、フレア加工を自分でするのは避けておいたほうが良いと言えるでしょう。
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