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【エアコン取り付け】エアカットバルブとは
2021年2月7日
エアコンを使用していないのに、エアコン近くから「ポコポコ」異音がする場合があります。
「エアコンの故障?」と思ってしまう方も多いのですが、これは故障ではないのです。
今回はこの「ポコポコ」異音の原因と、それを解消する「エアカットバルブ」の装置についてご紹介します。
エアコン「ポコポコ」異音の原因は?
冷房を夏場に使用すると結露水が熱交換器内で生じて、室内機に水が蓄積されていきます。
通常、一定の水量を超えることでドレンホースを通じて室外に排水される仕組みとなっていますが、すべてが排水しきらずに室内機ドレンパンに残ってしまう場合も多いです。
このドレンパンに外からの空気が入り込むことによって、「ポコポコ」と異音がすることが
あるのです。
この異音は室内・室外間の気圧差によって起こりやすくなることが分かっています。
室内・室外等しく圧がかかるように外から空気が入り込み、室内を閉め切ったエアコンのある部屋ではドレンホースのみが空気の通りとなるため、空気がそこからまとめて流れ込んで水と接触し、「ポコポコ」異音がなってしまうことがあるのです。
ポコポコ音を解消する「エアカットバルブ」
そんなポコポコ音を解消するのが「エアカットバルブ」という装置です。
これを室外のドレンホースに取り付けることで、ドレンホース内の空気が逆流することを阻止することができます。
また冬場では冷気がドレンホース内に上がってくることや、小さな虫がドレンホース内に入り込むことも防ぐことができます。
「エアカットバルブ」の取り付け方法
エアカットバルブの取り付け方法をご紹介します。
まず汚れや傷のついたドレンホースの先端をカットし、その上から「エアカットバルブ」を取り付け専用固定ピンで止め、ビニールテープを巻いて強く補強します。
次に上から下に排水されるようドレンホースを垂直に固定し、排水が詰まってしまわないようにダクトを斜めにカットしておきます。
カットしたものをドレンホースの先端に付け、ビニールテープで巻いて固定します。
最後にドレンホルダーに作ったドレンホースを差し込み、排水用ラインに固定すれば完成です。
おわりに
今回は「ポコポコ」異音の原因と、それを解消する「エアカットバルブ」の装置についてご紹介しました。
長年エアコンからの異音に悩まされている方であれば、「エアカットバルブ」の使用がおすすめです。
またエアコン取り付け時には、業者に対してエアカットバルブの設置に関しても相談してみると良いでしょう。
多くの業者でエアカットバルブの設置も対応してくれます。