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【エアコン取り付け】隠蔽配管に関する事

2021年2月20日

隠蔽配管されている外観
エアコン取り付けの際、壁の中にエアコン配管を埋め込むことによって良い見栄えに保つ「隠蔽配管」という設置方法があります。
今回は、その隠蔽配管について、メリット・注意点も併せて詳しくご紹介します。

隠蔽配管とは?
一般的にエアコンは室内機・室外機をつなぐ配管が壁上に露出した状態になっています。
エアコン取り付けを行う業者は、この状態を「通常配管」「露出配管」といった風に呼んでいます。
一方でエアコン配管を見えなくするために、壁の中に埋め込んで設置する方法を「隠蔽配管」と言います。
外観を重視したい場合はもちろん、外にベランダなどのスペースが無く露出配管によるエアコンの設置が困難である場合などにも隠蔽配管が取り入れられることがあります。

隠蔽配管を行うメリット
隠蔽配管を行うメリットをご紹介します。

自分の好きな場所にエアコン設置ができる
通常ではベランダなどの外に面している壁にのみエアコンを配置できます。
室外機を室内機付近に設置する必要があるためです。
隠蔽配管であれば壁の中に配管を埋め込めるため、家にベランダがなかったり、壁が外に面していなかったりしたとしても設置することができます。
室外機も自分の好きな場所に配置が可能なため、住宅間の隙間や駐車場所などに移動させ、表面的には見えないように工夫することも可能です。

建物景観を乱さない
配管を見えなくするので、配管の露出によって建物の景観を損なうことがありません。
エアコン配管は意外と目立つものですが、壁の中に配管を埋め込んでしまうことでまとまりのある景観を保つことができるでしょう。

隠蔽配管を行う際の注意点
隠蔽配管を行う際は配管を壁の中に埋め込むため、時間・費用が通常工事より多くかかることを想定しておきましょう。
また隠蔽配管によって配管が曲がる・長くなることがあり、エアコンの運転効率が落ちてしまう恐れもあります。
さらに加湿・除湿機能などの高機能のついたエアコンには対応不可能であることも覚えておいてください。
露出配管でのエアコン取り付けができる場合、隠蔽配管での設置は避けておくべきと言えるでしょう。

おわりに
今回は隠蔽配管について、メリット・注意点も併せて詳しくご紹介しました。
隠蔽配管は、景観を損ねず自由にエアコンが配置できるというメリットがあります。
導入の際には紹介した注意点と照らし合わせて、プロのエアコン取り付け業者に隠蔽配管の工事を依頼するようにしましょう。

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